英語の授業が何を大切にするのか…

相変わらず小林は雨が続いています。降ったりやんだりなのが嫌ですね(;´Д`)

寂しい寂しい…

こちらにきて早くも3カ月以上経ちました。

高校生と話す機会も何度かあり、学校の英語の授業についてもいろいろ聞かせてもらいました。

こちらの高校では(言っても3校ほどしか聞いてない笑)、いまだに授業は文法をがっつり、長文読解も和訳中心のようで、スピーキング活動と言っても音読程度という印象です。

先日取材に来た高校生に「今の英語教育の問題点は何だと思いますか?」と聞かれました←重い笑

「逆に皆は何だと思う?授業を受けててどう?」と聞き返すと、「言っていいかわからないけど…」という困惑のあとで「今やっている勉強、文法や表現が、この先何につながるかわからない」「テストのためだけにやってる感じ」という返答でした。翻訳ツールなども、ただ課題を終わらせるために使っていて、ためになっていないことを自分自身でも感じているそうでした。

高校生の子たちにそういう思いを抱かせてしまっていることこそ、まさにその”問題点”なのだと思います。話をしながらすごく心苦しかった。

前任校では、5年ほど前から、学校単位で英語の授業の改善に努めていました。年配の人ほど昔のスタイルを愛し、それが効果的かどうかの検証もしないまま、「ずっとこれでやってきたから」というスタンスでした。

教育の場こそ、常に振り返りをし、常に今いる生徒たち、先生たち自身の未来のために変化し続けなければいけない場所だと思います。少なくとも「これまでこうしてきた」という理由で続けていることの多くは、誰のためにもなっていないことの方が多い気がしています。子どもたちのほうが自分たちよりも才能があって、機会もツールもある、そう信じて取り組むだけなのに。。。
もう少し、自分は高校教員としてなすべきことがあったのではないか?とも自問しつつ、でも逆に学校の人間ではないからこそサポートできることがあると気持ち新たに、これからも頑張っていこうと思います。

本日もオープンしています!明日はお休みです!
このまま利用者の方が来なければ今日は早めに閉めてしまうかも…笑

Anyway, See you @ Learners Meet